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インストール時の注意まとめ

  • WindowsはHomeまたは32bitになっていないか(非対応)
  • ログインは「管理者」権限にしておく
  • 「管理者」のアカウント名は半角英数のみにしておく
  • Windowsアップデートを最新にしておく
  • Windowsアップデートをしない(ネット接続を切っておく)
  • アンチウイルスソフトは一時的に停止しておく
  • (ライセンスUSBキーは付けない)

※新しいパソコンに変更する場合は、旧パソコンからデータを移行してください。C:\Alphacam\[LICOMDAT][LICAMDIR]フォルダ等

以上の作業を行った後、インストールを開始してください。




インストールのログファイル

インストール時に原因の特定できないエラーが発生した場合、以下のファイルを
ご送付いただくことがあります。

フォルダ名
C:\Users\ログインユーザー名\AppData\Local\Temp

ファイル名
Setup LogYYYY-MM-DD #***.txt

※AppData\… 以降は、通常隠しファイルとなっているため表示されません。チェックを入れて表示できるようにしてください。
隠しファイル表示




画面下部の視線変更ボタンのあるバーがなくなる

【現象】
画面下部の視線変更ボタンのあるバーがなくなる
画面下部のバーがなくなった状態
【対策】
以下の[AlphaCAM]フォルダを別名にする。

【2019R1以前】
C:\Users\ログインユーザー名\AppData\Local\LicomSystems\AlphaCAM
または
C:\ユーザー\ログインユーザー名\AppData\Local\LicomSystems\AlphaCAM
【2020.1以降】
C:\ユーザー\ログインユーザー名\AppData\Local\Hexagon\AlphaCAM

※AppData\… 以降は、通常隠しファイルとなっているため表示されません。チェックを入れて表示できるようにしてください。
隠しファイル表示
例:AlphaCAM → AlphaCAM2 に変更

再起動すると[AlphaCAM]フォルダが自動作成されます。
画面表示が元に戻っていることを確認します。

しばらく運用して問題なければ別名にしたフォルダ[AlphaCAM2]を削除します。




「Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable」インストールエラー

「Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable」がインストールできていない場合、[3D加工]コマンド(等高線荒加工、走査線等…)で工具経路が作成できなくなる可能性があります。
IMG_2125

【現象発生の原因】
アカウント名に2バイトの文字(日本語、環境依存文字等)が含まれる。

【対処方法】

●OSがWindows7の場合・・・半角英字のみのアカウント(Administrator権限あり)を別に作成し、そのアカウントでログインしてAlphacamをインストールし直すことで解消される。

●OSがWindows10の場合、アカウント名の変更はできるが表面上だけなのか、変更しただけではインストールに失敗する。
マイクロソフトアカウントを使用して半角英字のみの別名のアカウントを作成するか、リカバリーで初期状態に戻してアカウントの登録からやり直すと解消される。

 

※「Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable」はMicrosoftのホームページから再配布版のインストーラーをダウンロードできますが、このアカウント名の状態が対処されないままインストールを行っても、同じようにエラーとなりインストールに失敗します。

 




文字化けの修正(Windows10)

  1. コントロールパネル > 時計、言語、および地域 > 日付、時刻、または数値の形式の変更 を選択。
  2. 「形式」タブ > 「形式」を「Windowsの表示言語と一致させます(推奨)」に設定。
  3. 「場所」タブ > 「主な使用場所」を”日本”に設定。
  4. 「管理」タブ > 「Unicode対応でないブログラムの現在の言語」 > 「システムロケールの変更」 > 「適用]をクリック。
  5. 「日本語」に変更し、「OK」を押す。
  6. パソコンを再起動する。



メニューの切替えが遅い

alphacamの上部メニュー(特にHOME)の切替えが遅くなった場合は、以下の事を試してください。

下記パスの”Reports”というフォルダを切り取って、デスクトップ等に移動させてください。

/Alphacam 201* R*/フォルダはバージョンによって変わります。
ご使用になるバージョンの全ての”Reports”フォルダを移動させてください。

【64bit版】

alphacam2016R1以後
C:\Program Files\Vero Software\Alphacam 2016 R1\SysMacro\File\

alphacam2015R2以前
C:\Program Files\Alphacam\Alphacam 2015 R2\SysMacro\File

【32bit版】

alphacam2016R1以後
C:\Program Files (x86)\Vero Software\Alphacam 2016 R1\SysMacro\File

alphacam2015R2以前
C:\Program Files (x86)\Alphacam\Alphacam 2015 R1\SysMacro\File

メニューの切替えが遅くなる原因としては、alphacam上に非常に多数の図形を表示させている際に、Reports機能がその図形を読込みにいっているため起こります。その読込む機能を外せば正常に戻ります。※Reports機能は使用できなくなりますが、復帰は可能です。(Reports機能は、加工指示書を出力できる機能です。)

 




ネットワークライセンスが起動しない

以下の項目をご確認ください。

  • サーバとの通信が出来ている(ファイルが見れる)
  • alphacamのUSBキーを挿し直す(ランプが光っているのを確認する)
  • サーバのファイアーウォールでTPC/IPポート番号:5093を除外する

上記で解決しない場合は、弊社までご連絡ください。




グラフィック表示が遅い・おかしい

alphacamのグラフィック表示が遅い・カクカクする場合は以下の点をご確認ください。

デスクトップ画面上で右クリックし、NVIDIAコントロールパネルを開きます。
NVIDIA-setting_01

左側[3D設定]>[3D設定の管理]より、
グローバル設定タブを選択し、
優先するグラフィックス プロセッサを
【高パフォーマンスNVIDIAプロセッサ】に変更し、
[適用]を押します。

NVIDIA-setting_02

上部メニュー[デスクトップ]を開き、
【GPU アクティビティ アイコンを通知領域に表示する】に
チェックを入れておいてください。
NVIDIA-setting_03

alphacamを起動させます。

デスクトップ画面右下の▲アイコンをクリックし、隠れているインジケーターを表示させます。

NVIDIA GPUアクティビティのアイコンが虹色になっていたら、alphacamでNVIDIAグラフィックを使用している状態となっています。(使用されていない場合は黒色になっています。)

NVIDIA-setting_04  NVIDIA-setting_05

以上の設定を行った後、alphacamを使用してください。

 




Jw_cadから出力したDXFファイルの読込み

Jw_cadから出力したDXFファイルを読込むと寸法が変わってしまう場合、以下の方法を試してください。

【Jw_cad側の設定変更】
設定メニュー 縮尺・読み取りコマンド
[ 全レイヤグループの縮尺変更 ]にチェックを入れる。




ショートカットキーが使えなくなった

ショートカットやファンクションキーが使えなくなった場合は、下記の方法を試してみてください。

上部メニュー領域の空白スペースで右クリックしてください。
【リボンバーの設定】をクリックしてください。
【キーボード】を選択してください。
右側の【すべて元に戻す】をクリックしてください。
【はい】を押すと設定が初期設定に戻ります。shortcut-restoration2

上記で解決しない場合は、下記の方法を試してください。

C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Local\LicomSystems\AlphaCAM
このフォルダの中身を消すとデフォルト状態で起動します。

上記のフォルダが表示されない場合は、以下の手順にて隠しファイルを表示させてください。

  1. [コントロール パネル]、[デスクトップのカスタマイズ]、[フォルダー オプション] の順にクリックします。
  2. [表示] タブをクリックします。
  3. [詳細設定] の [隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する] をクリックし、[OK] をクリックします。

以上