.eps(イラストレーター)の読込み

※alphacam2015R1バージョンでは、不具合が発生します。その他のバージョンをご使用ください。(無い場合は弊社にご連絡ください。)

※alphacam2016R2以降より.aiファイルを直接読込みできるようになりましたが、保守契約を解除すると使用できなくなるので注意が必要です。(下記の方法では保守継続なしでも使用可能です。)

 

イラストレーターの出力設定

※図形・文字は全てアウトライン化しておいてください。
(アウトライン化されていないものが混じっていると読込みできない場合があります。)

【ファイル】→【別名で保存】から、ファイルの種類を”Illustrator 8 EPS”を選択し保存ボタンを押します。(読込みに失敗する場合は、”Illustrator CS EPS”にて保存してください)
オプションウィンドウが開きますので、プレビューを【形式:なし】に設定し、オプションのチェックも全てはずします。

OKボタンを押して保存します。

EPSオプション

 

Alphacamの入力設定

【作図支援】→【アドイン】から【Postscript入力】にチェックが入っているか確認してください。

アドインチェック

【ファイル】→【CADデータ入力】から“Postscript”を選択してください。

Postscript入力

図形がalphacamに読み込まれます。
(図形が二重線になる場合は、EPSファイルの線をなしに設定してみてください。)

 

倍率の修正方法

2016R2より入力の際、ミリかインチを選択できるようになりました。
これにより倍率の修正は必要なくなりました。


EPSからalphacamに読み込んだ場合、倍率が拡大されて表示されます。(2.834645倍)
修正するには、【編集】→【移動、複写など】→【スケーリング】にて
縮尺度【1/2.834645】(0.35277786)と入力します。

図形が縮小されます。

もう一つの修正方法は、ストレッチを使った修正方法です。(こちらの方が正確に作成できます。)
読込んだ図形に【作図】→【特殊形状】→【包括矩形線】を使い、基準となる四角形を作成します。

次に最終形状となる大きさの四角形を、原点を揃えて作図しておきます。

stretch_1
↑左下が原点(0)

【編集】→【移動、複写など】→【ストレッチ】を使い、星形と包括矩形線(大きい四角形)を選択します。
上図のように点線とアンカーが表示された状態で、右上のアンカーをクリックします。

すると新しい位置を聞いてきますので、スナップ機能を使い小さな四角形の右上を選択します。
星形と四角形が縮小されます。(重なった四角形は削除します。)

※角をクリックすると新しい位置(座標点)を聞いてきますので、X,Yを指定することでも拡大・縮小できます。

完成です。




「Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable」インストールエラー

「Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable」がインストールできていない場合、[3D加工]コマンド(等高線荒加工、走査線等…)で工具経路が作成できなくなる可能性があります。
IMG_2125

【現象発生の原因】
アカウント名に2バイトの文字(日本語、環境依存文字等)が含まれる。

【対処方法】

●OSがWindows7の場合・・・半角英字のみのアカウント(Administrator権限あり)を別に作成し、そのアカウントでログインしてAlphacamをインストールし直すことで解消される。

●OSがWindows10の場合、アカウント名の変更はできるが表面上だけなのか、変更しただけではインストールに失敗する。
マイクロソフトアカウントを使用して半角英字のみの別名のアカウントを作成するか、リカバリーで初期状態に戻してアカウントの登録からやり直すと解消される。

 

※「Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable」はMicrosoftのホームページから再配布版のインストーラーをダウンロードできますが、このアカウント名の状態が対処されないままインストールを行っても、同じようにエラーとなりインストールに失敗します。

 




別のバージョンの製品が既にインストールされています。

上書きインストールしようとすると、アンインストールを先にするようメッセージがでることがあります。

アンインストールをすると失敗してしまい、結局なにもできないことがまれに起こります。このような場合、レジストリエディッタで該当項目を削除します。

削除する項目は
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
または
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
の下にありますが、
{79143CE7-49BA-404A-B8C3-9A99FD4A0D3B}}_is1
のように暗号のような名前がついています。

[Alphacam]
で検索して、どの名前に含まれているか確認します。

※レジストリを操作するため、必ず前もってライコムに連絡してください。
 Tel: 076-439-0666




文字化けの修正(Windows10)

  1. コントロールパネル > 時計、言語、および地域 > 日付、時刻、または数値の形式の変更 を選択。
  2. 「形式」タブ > 「形式」を「Windowsの表示言語と一致させます(推奨)」に設定。
  3. 「場所」タブ > 「主な使用場所」を”日本”に設定。
  4. 「管理」タブ > 「Unicode対応でないブログラムの現在の言語」 > 「システムロケールの変更」 > 「適用]をクリック。
  5. 「日本語」に変更し、「OK」を押す。
  6. パソコンを再起動する。



モジュール別 機能比較表

alphacamモジュール別の機能比較表は、下記PDFをご覧ください。

旋盤(レーズ・ミルターン)
alphacam2017R2-Lathe_FeatureGrid_ja

マシニング(ミル)
alphacam2017R2-Mill_FeatureGrid_ja

木工・樹脂(ルーター)
alphacam2017R2-Router_FeatureGrid_ja




メニューの切替えが遅い

alphacamの上部メニュー(特にHOME)の切替えが遅くなった場合は、以下の事を試してください。

下記パスの”Reports”というフォルダを切り取って、デスクトップ等に移動させてください。

/Alphacam 201* R*/フォルダはバージョンによって変わります。
ご使用になるバージョンの全ての”Reports”フォルダを移動させてください。

【64bit版】

alphacam2016R1以後
C:\Program Files\Vero Software\Alphacam 2016 R1\SysMacro\File\

alphacam2015R2以前
C:\Program Files\Alphacam\Alphacam 2015 R2\SysMacro\File

【32bit版】

alphacam2016R1以後
C:\Program Files (x86)\Vero Software\Alphacam 2016 R1\SysMacro\File

alphacam2015R2以前
C:\Program Files (x86)\Alphacam\Alphacam 2015 R1\SysMacro\File

メニューの切替えが遅くなる原因としては、alphacam上に非常に多数の図形を表示させている際に、Reports機能がその図形を読込みにいっているため起こります。その読込む機能を外せば正常に戻ります。※Reports機能は使用できなくなりますが、復帰は可能です。(Reports機能は、加工指示書を出力できる機能です。)

 




ネットワークライセンスが起動しない

以下の項目をご確認ください。

  • サーバとの通信が出来ている(ファイルが見れる)
  • alphacamのUSBキーを挿し直す(ランプが光っているのを確認する)
  • サーバのファイアーウォールでTPC/IPポート番号:5093を除外する

上記で解決しない場合は、弊社までご連絡ください。




作図データをイラストレーターに読込む

1.AR_CAD(フリーソフト)を経由させることで可能となります。(元の寸法通りとなります。) http://cad.shfweb.com/download/ar_cad.html

 

2.下記方法はalphacam AdvancedおよびUltimateの場合のみ可能となります。(元の寸法通りにはなりません。)

alphacamにて作図後、平面表示[作業平面]に切り替えます。
toIllustrator00
【ホーム】>【CADデータ出力】からファイルタイプ『Enhanced MetaFile』を選択し、[OK]をクリックします。
toIllustrator01
toIllustrator02

メタファイルオプションには、特にチェックを入れる必要はありません。
toIllustrator03
・軸描画・・・alphacamの定規を含む
・背景描画・・・alphacamの背景を含む

任意のファイル名で保存する(○○.emf)。

イラストレーターの【ファイル】>【開く】より、保存したファイルを選択する。
(もしくは画面上にドラッグ&ドロップで読込む。)

※ただし元の寸法通りには読込まれません。

以上です。




グラフィック表示が遅い・おかしい

alphacamのグラフィック表示が遅い・カクカクする場合は以下の点をご確認ください。

デスクトップ画面上で右クリックし、NVIDIAコントロールパネルを開きます。
NVIDIA-setting_01

左側[3D設定]>[3D設定の管理]より、
グローバル設定タブを選択し、
優先するグラフィックス プロセッサを
【高パフォーマンスNVIDIAプロセッサ】に変更し、
[適用]を押します。

NVIDIA-setting_02

上部メニュー[デスクトップ]を開き、
【GPU アクティビティ アイコンを通知領域に表示する】に
チェックを入れておいてください。
NVIDIA-setting_03

alphacamを起動させます。

デスクトップ画面右下の▲アイコンをクリックし、隠れているインジケーターを表示させます。

NVIDIA GPUアクティビティのアイコンが虹色になっていたら、alphacamでNVIDIAグラフィックを使用している状態となっています。(使用されていない場合は黒色になっています。)

NVIDIA-setting_04  NVIDIA-setting_05

以上の設定を行った後、alphacamを使用してください。

 




Jw_cadから出力したDXFファイルの読込み

Jw_cadから出力したDXFファイルを読込むと寸法が変わってしまう場合、以下の方法を試してください。

【Jw_cad側の設定変更】
設定メニュー 縮尺・読み取りコマンド
[ 全レイヤグループの縮尺変更 ]にチェックを入れる。