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キーレスライセンスを別のPCに移行する

この操作を行うには、ALPHACAMを使用しているPCと、これから使用するPCの両方がインターネット接続している必要があります。

【ALPHACAMを使用しているPCでの操作】
ライセンスマネージャーを起動し、ライセンスの取り消しを行います。

ライセンスの取り消しが完了しました。


【ALPHACAMを使いたいPCでの操作】
ライセンスマネージャーを起動します。キーレスのロックコードを選択し、ライセンスのインストールを行います。キーレスのロックコードが表示されないときは「サーバー」「スタンドアロンの検索」を行います。

サーバーコードはお客様のサーバーコードを入力してください。ALPHACAMを使用していたPCで表示されたサーバーコードと同じです。

ライセンスのインストールが完了し、このPCでALPHACAMを使えるようになります。

※リカバリーコードは、同じパソコン上でロックコードが変わってしまった場合に機能し、ライセンス認証を可能にするものです。リカバリーコードも変わってしまった場合は、Hexagon社にロックコードを解除してもらう必要がある為、弊社までご連絡をお願いいたします。(ロックコードは、OSの再インストールやネットワークカードの交換で変わります。)




ネットワーク対応 概要

ネットワーク対応を追加すると以下の事が可能になります。

  • ネットワーク内の複数のパソコンで起動可能(購入ライセンス数以内)。
  • 持出し機能によりインターネット環境外でも使用可能(14日間以内)。
  • VPN接続で社外からも使用可能。
  • +ソリッド、+ネスティング等のオプションを使い回せる。

工場単位でのローカルLAN接続を推奨しております。
それ以上の固定IPアドレス・VPN接続等は技術的には可能ですが、弊社の保証範囲外となります。またネットワークで集中管理していたユーザー様でも、災害や障害を考慮してスタンドアロンに変更した事例もあります。




AlphaCUTインストール

https://alphacam.jp/archives/158DVDをセットすると、下記画面が立ち上がります。

(スタート画面が表示されない場合は、DVDドライブを右クリックし[開く]を選択し[Install_ALPHACAM.hta]をダブルクリックしてください。)

【DVDのエクストラアドインを参照】をクリックします。

【AlphaCUT】フォルダを開き、【setup.exe】を起動させます。

(バージョンアップをする場合は[修正]を選択してください。)

使用言語を選択します。
CUT-Install_4

完了を押してインストールを終了します。CUT-Install_5

Alphacamを立ち上げて、左下のプロジェクトマネージャーにAlphaCUT が表示されているかを確認します。CUT-Install_6

表示されない場合は、下記をお試しください。

●Alphacam上部メニュー[アドイン>アドイン]の[有償オプション>ALPHACUT]にチェックを入れる。
●Alphacam上部メニュー[表示]から[プロジェクトマネージャー表示]を開き、AlphaCUTにチェックを入れる。
●後からAlphaCUTを追加購入した場合は、新しいライセンスファイルを認証させる必要があります。ライセンスファイル認証ページをご覧ください。
https://alphacam.jp/archives/158

以上になります。




ロックコード取得

まずはインストールDVDからAlphacamのインストールを完了させてください。


インストール後、Windowsスタートメニューより[Alphacamライセンスマネージャー]を起動してください。

[ツール]>[スタンドアロンのロックコードを表示]を選択。

[Locking Method]で対象のキーを選択。

[Lock code]14-*XXXXXXXXXXXXXXXのロックコードをコピー・ペーストにてメール送信にてお送りください。


また以下の方法でもロックコードの表示ができます。

[ヘルプ]>[CLSライセンスについて]をクリックしてください。

画面下部までスクロールすると、ロックコードが表示されています。


上記画面をスクリーンショットして、弊社までメールにてお送りください。

※体験版をご要望の方は、14.*~から始まるコードをお送りください。

お送り先: support@licom.co.jp

※お送り頂いてから3営業日以内に設定を行い、ライセンスファイルをお送り致します。インストール方法につきましては、インストールマニュアルをご参照ください。




ライセンス認証で失敗の原因が不明

ライセンスマネージャーを起動し、サポート診断を選択します。
サポート診断1
サポート診断2
イベントログにチェックを入れ、ログファイル名を指定します。

ライセンスアクティベーションを行うと、指定した名前のログファイルができます。
このファイルをライコムシステムズに送付してください。


【初期化する方法】

C:\Program Files\Hexagon\ALPHACAM 202x.x\CLS\ClsInit.exe.

上記ファイルを起動することで、初期化されます。
この後、ライセンスのアクティベーションを行ってください。




ライセンスファイル情報の保存場所・初期化方法

ライセンスに不具合が生じた場合は、下記の方法を試してみる。

※隠しフォルダとなっているため表示させる。
(フォルダメニュー[表示]>[隠しファイル]にチェックを入れる)

【2017バージョン以前】
C:\ProgramData\Vero Software\20–.–\CLS

【2017バージョン以降】
C:\ProgramData\Vero Software\Cls\N80–XXXXXXXXXXXXXXX
(XXXXXXXXXXXXXXXにはUSBキーのロックコードが入ります。)

ファイル名:lservrc

上記ファイルを一時的に削除。(デスクトップ等に移動させる)
その後、再度ライセンスファイルを認証させる。


【初期化する方法】

C:\Program Files\Hexagon\ALPHACAM 202x.x\CLS\ClsInit.exe.

上記ファイルを起動することで、初期化されます。
この後、ライセンスのアクティベーションを行ってください。




ネスティング後にフリーズする

Windows10のバージョンアップに伴い、Alphacamでネスティングを行った後にキーボード操作をするとフリーズするという現象が発生しています。

以下の方法で解消しますので、設定をお願いいたします。

タスクバーの検索窓から[IME]と検索する
[日本語IMEの設定]を選択する。

[全般]を選択する。

ウィンドウ下部の[以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う]をオンにします。

以上で不具合が発生しなくなります。




海外木工機械メーカー(ルータ)

メーカー 付属ソフト 代理店
BACCI Pitagora
(ポストはBACCI社より購入)
飯田工業
HOLZHER NChops フソー
ホルツテクニカ東京
ホルツテクニカ名古屋
HOMAG WoodWop ホマッグジャパン
SCM Maestro (加工・シミュレーション)
XilogPlus(ALPHACAMファイル読込み)
DKSH
PADE 無し
(ポストプロセッサのみ)
コーエキ
DKSH
BIESSE B_SOLID
(ALPHACAMとの連携は、割出5軸まで確認済み)
コーレンス
シンクス
巴産業
ビエッセジャパン


上記メーカーのルータ機は、機械付属の制御ソフトとの連携により、Alphacamにて制御できます。




インストール時の注意まとめ

  • WindowsはHomeまたは32bitになっていないか(非対応)
  • ログインは「管理者」権限にしておく
  • 「管理者」のアカウント名は半角英数のみにしておく
  • Windowsアップデートを最新にしておく
  • Windowsアップデートをしない(ネット接続を切っておく)
  • アンチウイルスソフトは一時的に停止しておく
  • (ライセンスUSBキーは付けない)

※新しいパソコンに変更する場合は、旧パソコンからデータを移行してください。C:\Alphacam\[LICOMDAT][LICAMDIR]フォルダ等

以上の作業を行った後、インストールを開始してください。




ライセンス持ち出し機能

-前提-

●ネットワークライセンスにてALPHACAMを購入済みの場合使用できる。
※ネットワークライセンスとは、サーバ側でキーを認証し、購入したライセンス数に応じて同時起動を承認するオプション機能の事。

-機能-

ライセンスの持ち出しを可能にする。(ネットワーク接続外へ)
持ち出す時は日数を定める。(※持ち出し日数は、1~14日まで設定可能)
日数を過ぎた場合は自動で返却される。手動で返却も可能。
持ち出したライセンスは、インターネット非接続でも使用できる。
持ち出したライセンスは、通常の機能を有する。(データの保存も可)

-ライセンスの持出手順-

●2018R1以降…スタートメニューよりライセンスマネージャーを起動させます。
●2017R2以前…スクリーン右下のタスクバーから右クリックでライセンスマネージャを起動させます。
Mochidashi1 Mochidashi2
アクティブなサーバーを選択し、上部メニューの[サーバー] → [設定したライセンスの持ち出し]をクリックします。[はい]をクリックします。
Mochidashi3Mochidashi4
持ち出し日数を指定して[持ち出し]をクリックします。
(※持ち出し日数は、1~14日まで設定可能)
Mochidashi5
成功すると「ライセンスは正常に持ち出されました」と表示されるので、[OK]をクリックします。[閉じる]をクリックします。

Mochidashi6
持ち出し済みにライセンス数が表示されます。
[持ち出し]を選択すると画面下部の[合計]に持ち出したライセンス数が表示されます。

ライセンスの持ち出し設定は以上です。

-ライセンスの返却手順-
持ち出したライセンスは期限が過ぎると自動的に返却されますが、手動にて返却することも可能です。Mochidashi7
元のネットワークに接続した状態で、ライセンスマネージャの[サーバー]から[持ち出したライセンスの返却]をクリックします。[はい]をクリックすれば返却は完了です。

※スタンドアロンからネットワークへ変更した場合、[持ち出したライセンスの返却]が表示されない事があります。その場合は、[ライセンスの取り消し]よりスタンドアロンライセンスを削除してください。

以上です。