ALPHACAMに「波形作図」機能を追加します。
[アドイン│アドイン│便利アドイン]から以下のように波形を追加します。

[作図|波形]が追加されます。

四角形を作成します。
参考値として、最初の対角を[X 0][Y 0]、
反対の対角を[X 300][Y 900]として作成します。
作成した四角形に対し、波形作図を行います。
[作図|波形|XY平面上の波形]を選択します。

設定は下図の通りです。

[OK]を押した後に、
作成した四角形を選択して[完了]をクリックしてください。
- [形状から設定を取得]図形を選択すると設定値を確認できます。
- [ヘルプ]設定項目の意味を確認できます。
波形が作成されます。

作成した波形図に工程を設定します。
ナグリ加工用の工具は、下記からダウンロードします。
https://www.licom.co.jp/sample/NaguriTool.zip
圧縮ファイルを解凍し、「なぐり用 Φ120 R150.art」をC:\ALPHACAM\LICOMDAT\Rtools.alp へ追加してください。
[加工|形状|輪郭加工]を選択します。
工具は「なぐり用 Φ120 R150.art」を選択します。
レベルとカットタブにて以下の設定を行ってください。

その他の設定はデフォルトのまま、[OK]をクリック後、作成した波形を選択してください。
波形に輪郭加工が設定されました。
作成した輪郭加工に[上下振動]を追加します。
[プロジェクトマネージャー|工程]から、Op 1の輪郭加工を右クリックし、[上下振動]を選択します。

[上下振動]の設定は下図の通りです。

[OK]をクリックすると、輪郭加工の工程に[上下振動]が追加されます。
側面からの視点に切り替えて、加工パスを確認してください。
工程の内側に、素材となる図形を作成します。
[編集|分断、結合など|オフセット]を選択します。
設定は下図の通りです。

[OK]をクリックし、四角形を選択後、図形の内側をクリックします。
四角形の内側に、30mmオフセットした図形が作成されます。
[三次元|Zレベル設定/素材(Z)|素材設定]を選択し、オフセットで作成した内側の四角形を選択します。
設定は下図の通りです。

ソリッドシミュレーションで結果を確認します。
[シミュレーション|シミュレーションタイプ|ソリッド]を選択してください。
[シミュレーション|コントローラー|再生]を選択してください。

シミュレーションを側面から見て、工具が上下にも動作していることを確認してください。
以上になります。